4月の保育園といえば、新しい生活のスタートを感じさせる時期ですよね。新入園児にとっては、未知の世界への一歩であり、保護者の皆さんにとっても子どもの成長を間近で見ることができる大切な時期ではないでしょうか。
この記事は、私の体験談にはなりますが、保育園の4月の生活についてご紹介します。ふふっと笑ってしまうエピソードもご紹介します。
慣らし保育
0・1歳~
慣らし保育の場合は、短時間の保育から始まり、少しずつ園にいる時間を伸ばして慣らしていきます。保護者の職場復帰予定や子どもの様子に合わせて進めていきます。保護者と保育園とで相談して進めますが、時には子どもが体調を崩して予定が変わる事もあったりします。
初めてお父さん・お母さん達のもとから離れて長い時間を過ごす事になるので、子ども達もきっといろんな感情でいっぱいになると思います。特に、朝のお別れ時は大泣きをしてしまってなかなか離れられないことも。
思い切って、「行ってらっしゃい」と見送ってしまうのが良かったりします。
姿が見えなくなって泣けてしまう子ども達も、先生達にあやされながら次第に落ち着いてきます。
10分程で落ち着く子もいれば、泣いたり遊んだりを繰り返しながらだんだん慣れていく子もいました。
1か月経つ頃には…「よく遊べるようになったねー」と成長を感じます。


3歳~
初めて環境に戸惑いながらも、好きな玩具や遊具を見つけると遊びだしていきます。
「ママがいい」と寂しがることもありますが、先生や友達と遊び始めると気がまぎれることも。
言葉で気持ちを伝えることができるので先生に伝えたり、友達との会話も楽しい様子です。
給食も、最初は食が進まない子もいますがだんだん食べられるようになります。
すぐに慣れて園生活を楽しむ子もいれば、ゆっくり時間をかけて園生活に慣れる子もいます。

反省エピソード💦
新人だった1年目…気持ち的な余裕が無く恥ずかしい事に泣くのを我慢していた子が側にいたのに気づけず、先輩にフォローをしてもらった事がありました。
泣きたい時は泣いても良いし、気持ちを受け止めてあげられる先生になりたいと思いました。
好きな遊びを見つけたり、体操を楽しんだり、外で春の自然に触れたり…。ハプニングや面白い出来事もいっぱいでした。
子ども達とのエピソード
A君「お昼寝しない!」
先生「そっか。それじゃあ目はつむらなくていいからお布団にごろごろしていよう?」
A君「…うん。」
3分後、A君は気持ちよさそうに眠っていたとさ。
Bママ「おはようございます。よろしくお願いします。」
先生「おはようございます。B君もおはよう。お預かりします。」
B君「うん!ママ、行っておいで!!」
(Bママ&先生『すごい言い方!!(笑)』)
Bママ「うん!行ってくる(笑)」
お気に入りのタオルが無かったCちゃん
Cちゃん「タオルない…。」
先生「忘れちゃったのかな?今日は保育園のタオルを貸すね」(アンパンマンのタオルハンカチ)
Cちゃん「…ミッキーじゃない…。」
B君「あーいいなー!!ドキンちゃんもいる!!かわいいねー。」
Cちゃん「これでいい…!」
B君、素敵な言葉をありがとう!!
D君「おはよう!めーめ!(ダンゴムシ持参)」
D君ママ「気に入っちゃって一緒に持ってきました。(汗)」
先生「カップに入れてお家を作ってみようか?」
D君「一緒に寝る??」
先生「(う~~ん)小さくてつぶれてしまいそうだから、こっちに置いておこうね」
どこでも一緒がいいんだね。
お友達のコップや持ち物にキャラクターがついているのでよく見せあっている子ども達。
先生「あっ、コップの名前が消えかかってる。このアンパンマンは誰のだったかな?」
A君「そっちはD君のだよ!」
子どもの方が覚えるの早いです。助かった!ありがとう!!