小さな子って、すぐに寝てしまう子・なかなか寝ない子と…、もちろん一人ひとり違ってきますよね。私も保育園でいろんな子ども達の寝かしつけをしてきましたが、布団ですんなりと寝てしまう子。長い間ポンポンされてから寝る子。中には走り回って遊びだそうとする子も。
こちらの記事ではいろんな寝かしつけのエピソードを紹介します。
寝かしつけの参考に…!なると良いな(汗)。
優しくポンポンしたり、撫でる
ゆったりとしたリズムで優しく(弱い力で)お腹をポンポンしたり、撫でて落ち着かせます。手や足を撫でたり、マッサージをするみたいにするのも。
※くれぐれも無理な力をいれないで。
嫌がったり、布団から出ようとする場合は膝枕をするような位置に大人が来てみたり、小さな声で一本橋こちょこちょをやって気を引いてみます。この時、本当にくすぐると逆効果なので、
「いっぽんばーし、こーちょこちょ。たたいて、つねって…。かいだんのぼって、ポン(優しく鼻やおでこをタッチ」
とアレンジするのも。興味が引けたら何回かポン(タッチ)の場所を変えてやってみます。
テンションが上がってしまう様子なら、手遊びのテンポをゆーっくりにしてみたり、次第にポンポン。または撫でる方法に変えてみます。
笑うけれど布団に寝ている様子なら、そのままゆっくり一本橋をつづけてみたり、違う歌をゆっくりテンポで歌ってあげるのも。
もし寝かしつけで歌ってあげるとしたら、子どもの大好きな曲……ではなく、知らない童謡を歌ってあげるのが良いです。知っている曲だと子どもが楽しくなってしまい、逆効果な事も。
ただ、これも子どもによるので、お気に入りのお昼寝音楽があるのならそれはいいと思います。
お気に入りのアイテムと一緒に
なかには、お気に入りの人形やタオル、玩具が側にあることですぐに眠れる事もあります。タオルや人形の肌触りが安心できたり、思い入れのある玩具がある子もいます。
注意点としては、お気に入りでも音の出るものはおともにはむきませんが。
この方法がおすすめ!と断言できませんが、手に持ってみたらビックリするほど寝つきが良かった…という事もあります。
ある一歳の子は、抱っこをねだってくる子でしたが、お気に入りだった手のひらサイズの玩具を渡してみた所そのまま布団でポンポンされて眠ってしまいました。いつも15分ほど掛かっていた寝かしつけが5分で終了(入眠)。
いつもあんなにぐずっていたのに!と驚きました。
寝付いたら、危険が無いように十分注意してください。
例 タオルは口や鼻をふさがないように離す。
玩具は寝返りなどをした時に当たらない所へ。
日中のうちによく体を動かして
これは当たり前の話ですが、体を十分に動かしておくと寝つきも良くなるものです。忙しい毎日、面白いテレビと、たくさん動こうと思ってもなかなか思うように行かないかもしれませんが、ちょっと意識してみるだけでも違ってきます。
例 ハイハイの子や歩ける子・・・クッションや座布団を並べてでこぼこ道を作って遊ぶ。
ジャンプや走ったりできる子・・・体操や踊りを楽しむ。(ガッツリ踊ると体力使います)
子どものお昼寝エピソード
1歳児さん
- お散歩中、立ち乗りのカートで寄りかかってスヤスヤ(あの振動で…)
- 給食中、スプーンを持ったままスヤスヤ(ごちそうさましようか…)
- まだ遊ぶ!と収納スペースに逃げ込んだらそこで寝てた(運びまーす)
- 別の先生と寝かしつけを交代したら急に眼がパッチリ!(環境?の変化に敏感!)
- なぜかお友達の布団が気に入って寝ようとする(自分のホームへどうぞ!汗)
2歳児さん
- お気に入りの玩具をおともにしたら…玩具で布団が囲われていた(多すぎる)
- ○○ちゃんの隣がいい!とリクエスト(楽しくなって眠れません)
- 寝相がすごくて1人の布団に3人集合(三密じゃん)
- 絵本を枕にスヤスヤ(硬いから外すね)
- 30分の寝かしつけで入眠。30分で目覚めた(おはようございます!)